「飛び出せ高校生 技能実習で地域協働事業」の第2回目の実習が実施されました。
今回の実習は、コンクリートの強度試験と構造物際の転圧作業を行いました。新庄市五日町地内(小泉地区ため池整備事業)において、土木構造物(取水設備工)のコンクリート強度試験及び堤体盛土と構造物を密着させるための転圧作業を実施しました。小泉ため池は江戸時代以前に築堤され幾度かの築造を経て現在の形になっていたが、耐震点検により基準値を下回る結果となったことから改修工事を行っている。今回の実習では構造物の品質管理を学ぶことができ、暮らしの安全を守るものづくり技術の重要性について理解することができました。
(協力:株式会社 新庄・鈴木・柴田組)
シュミットハンマーを用いての硬度試験(20か所の平均から強度を求める)
転圧の前に、スラリー(団子状の土粒子)を構造物壁面に接着して接着強度を高める
ランマーを用いての転圧作業(振動がすごい!)
取水設備工の見学 長さ54m(堤体の最下部に設置している底樋。完成後は入ることができない貴重な体験)