ICT活用工事を学ぶ第1弾 校内基準点測量を実施!

 基準点とは、地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された測点です。すべての測量の基礎として用いて地図作成や各種測量の基準になります。今回はICT施工を学ぶ第1弾としてGNSS観測機器を用いての観測を行いました。

 GNSSとは、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System グローバル ナビゲーション サテライト システム)の英語表記の略であり、アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、欧州委員会のGalileo、中国のBeiDouの4つの衛星システムを指します。

(協力:大和工営株式会社)

自作の測量標を埋設しました。(コンクリート圧縮試験用テストピース)

本校にはGNSS観測機器設備が整っていないため地元企業よりお借りして観測を行いました。

観測には2時間を要します。観測中にGNSS測量の説明や活用方法について学びました。

今後は協力していただいた企業で解析作業を行い、2学期には観測データを活用しドローンによる写真測量を展開していきます。(協力:大和工営㈱ 佐藤さん新庄工H5卒、佐藤さん新庄神室R3卒)