校長挨拶
この4月より県立新庄神室産業高等学校長に着任いたしました齋藤潤弥と申します。地域の皆様、地域の中学生の皆さん、同窓生および関係者の皆様方、また当ホームページをご覧いただきました皆様にご挨拶申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、地域の期待を受け2003年(平成15年)に開校してから、おかげさまで今年創立20周年を迎えることができました。これもひとえに関係各位の御協力と御支援によるものと感謝申し上げます。創立以来、一貫して地域産業を支える人材育成を使命とし、教職員一丸となって教育活動に取り組んできたところでございます。
本校は令和6年度に新たに商業科「ビジネス創造科(仮称)」が設置され、農業科・工業科・商業科の3つの専門学科を備えた学校としてスケールアップいたします。これを機に本校では、開校以来20年間の実績を踏まえつつ、さらなる飛躍を目指し、創立30年にむけた次の10年間を本校「ステージⅢ」と位置づけ、様々な改革を実行し「魅力ある学校づくり」を進めてまいります。
「ターニングポイント」となる今年一年は、生徒の声ならびに保護者の皆様と地域の声をお聞きしながら、新たな取り組み・改革について検討を進めつつ、教職員一丸となって生徒全員の「将来、幸せに生きていくために」を目指した教育活動に取り組んでまいります。
入学した生徒全員が一人ひとりの将来の「幸せな生き方」を考え「幸せな人生」に必要な力(資質・能力)を身につけるため、そして、生き生きした学校生活を主体的に送れるよう、生徒みんなが充実できる学校生活を実現していきます。ぜひ生徒の活躍と生き生きした姿にご注目いただき、激励のお言葉をいただければと存じます。
新庄・最上地区の人口減少・産業界の人材不足などの地域課題については、本校においての学校課題でもあると捉えております。これらの課題を真摯に受け止め、社会で活躍するために求められている「資質・能力」を育成し、未来の地域を支える人づくりを目指すとともに、学校全体で地域の活性化につながる人材育成と地域貢献に取り組む所存でございます。新庄神室産業高校の活気が、地域の活気にもつながることを信じ、「志高・創造・自立」の校訓を掲げ、生徒と職員が一丸となって日々邁進してまいります。
これからも当ホームページなどを活用し、生徒の活躍や学校生活の様子などを積極的に情報発信してまいります。ぜひ当ホームページをご覧いただき、本校に対して期待の声を届けていただければ幸いです。
今後とも、本校への激励をいただきながら皆様方の声を受け止め、新しい学校づくりと未来へとつながる人づくり、そして地域に認められる学校として進化していくよう取り組んでまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
校訓
校訓は、生徒の感情と意志を円満に発達させ、望ましい人間性の実現に向けて自己を高めるための教育理想です。
「志高」
志を高く持つ生徒
自ら考え、夢や希望に向かって人生を切り拓く力
「創造」
新しいものの創造を心がける生徒
新しいものを生み、造り、きわめる力
「自立」
自らの行動に責任を持ち、精神的に自立する生徒
自らの価値を自覚し、他にたよらず身を立てる力
校章
作成者 鈴木紘一氏
平成16年度新庄神室産業高等学校建築デザイン科卒
コンセプト
校名の頭文字Sをモチーフとし、学校の理念である「農業と工業の共生」「人間と自然の共生」をめざしながら躍動的に発展していく学校の姿を表している。また、郷土の自然と文化を愛し、豊かな心を育む願いを託している。
校歌
~君よ未来の風になれ~
作詞 近江 正人
作曲 佐藤 眞
神室峰の 空さわやかに
萌え立つ緑 光にさやぐ
若き個性と 創造の
みなぎる力 しなやかに
夢は 明日を織り上げる
さあ 君よ未来の風になれ
いのちの風車 つよく回して
はぐくもう 豊かな大地を
湧きいづる 水清らかに
あふれる知恵の 実り輝く
人と自然と 共生の
歴史を刻み たくましく
夢は 世界を変えてゆく
さあ 君よ未来の風になれ
自由のつばさ 大きく広げて
はばたこう 新たな時代へ
時代を変えていく力は若者の夢であり希望です。「21世紀は想像力と創造力の時代ととらえ、大きな夢を育みながら学んで欲しい。若々しく夢見る風となって、郷土の豊かないのちの未来をもたらしてほしい。」という願いが込められています。
作詞 近江 正人 氏
新庄市出身。やましん誌壇年間賞受賞。「最上賛歌」の作詞、べにばな国体セレモニー合唱曲の「紅の詩」制作に参加。
作曲 佐藤 眞 氏
茨城県出身。1961年日本音楽コンクール作曲部門第1位。1975年イタリア賞音楽部門グランプリ、1983年芸術祭大賞受賞。「大地讃頌」「蔵王」「北の大地」など多くのグランプリ作品がある。
沿革概要
平成14年4月1日 | 山形県立新庄神室産業高等学校(仮称)開校準備委員会発足 |
平成15年4月1日 | 山形県立新庄神室産業高等学校開校 農業系2学科(生物生産科、生物環境科)、工業系4学科(機械システム科、電気システム科、建設システム科、建築デザイン科)設置 |
平成15年9月25日 | 開校記念式典挙行 |
平成16年7月1日 | 文部科学省「目指せスペシャリスト」指定校(平成16年度から18年度まで) |
平成16年12月4日 | 校門除幕式挙行 |
平成16年12月23日 | 山形県立新庄神室産業高等学校校訓制定「志高」「創造」「自立」 |
平成17年4月20日 | 山形県立新庄神室産業高等学校竣工記念式典挙行 |
平成18年11月16日 | 文部科学省研究開発指定「目指せスペシャリスト」研究発表会開催 |
平成19年11月30日 | 校名及び校訓看板一式・激励幕掲揚装置2基設置 |
平成20年6月23日 | 文部科学省「地域産業の担い手育成プロジェクト」、経済産業省「工業高校等実践教育導入事業」合同研究委託事業の指定校(平成20年度から22年度まで) |
平成21年4月1日 | 建設システム科・建築デザイン科を募集停止し、環境デザイン科(定員40名)を新設、これにより、農業系2学科、工業系3学科となる |
平成24年9月27日 | 創立10周年記念事業 モニュメント除幕式挙行 |
平成24年10月5日 | 創立10周年記念式典挙行 |
平成26年4月1日 | 機械システム科・電気システム科を募集停止し、機械電気科(定員40名)を新設、これにより、農業系2学科、工業系2学科となる |
平成27年4月1日 | 山形県立真室川高等学校が新庄神室産業高等学校真室川校となる(キャンパス制) |
令和2年4月1日 | 生物生産科・生物環境科を募集停止し、食料生産科(定員40名)・農産活用科(定員40名)を新設 |
学校評価
アクセス
〒996-0051 山形県新庄市松本370